• Top
  • Blog
  • コンシーラーで消えないクマの原因や隠し方は?種類別の治療法(治し方)も解説

Blog

ARCHIVES

2025.5.19

コンシーラーで消えないクマの原因や隠し方は?種類別の治療法(治し方)も解説

クマ コンシーラー 消えない

コンシーラーでクマが消えない場合は、クマの種類に合っていないカバー方法を選んでいる可能性があります。

中には、コンシーラーだけでは隠しきれず、厚塗りによってかえって目立ちやすくなるタイプのクマも。

そこで本記事では、クマの見分け方から、種類別のおすすめのコンシーラーの色を紹介します。

さらに、セルフケアのポイントや医療機関で受けられる治療法についても解説しているので、クマに悩んでいる方は参考にしてください。

【クマの種類】コンシーラーで消えないクマは何クマ?

クマがコンシーラーで消えない場合、黒クマの可能性があります。

まずは自分のクマの種類を見分けて、より効果的なケアやカバー方法を探しましょう。

クマの種類は3つ(青クマ・茶クマ・黒クマ)

クマは大きく分けて「青クマ」「茶クマ」「黒クマ(影クマ)」の3種類に分類されます。

クマの
種類
主な
原因
特徴
青クマ・血行不良
・寝不足
目の下が
青黒く見える
茶クマ・摩擦
・紫外線
茶色っぽく
見える
黒クマ
(影クマ)
・皮膚たるみ
・眼窩脂肪の突出
目の下に
影ができて
黒く見える

【青クマ】血行不良で青黒く見えるクマ

青クマは、目の下が青黒く見えるタイプのクマです。

血行不良や寝不足、ストレスによって目元の血流が滞ることで、皮膚の薄い部分から血管が透けて見えやすくなります。

長時間のパソコン作業やスマホ、冷え性の方にも多く見られ、むくみが加わるとさらに目立ちやすくなることも。

目元を温めたり、睡眠や生活習慣を見直すことで改善が期待できるケースもありますよ。

【茶クマ】色素沈着で茶色く見えるクマ

茶クマは、目の下が茶色っぽく見えるクマです。

主な原因は色素沈着で、目元をこする(摩擦)、紫外線、乾燥などがきっかけになることが多いです。

特に、肌が薄い人やアレルギー体質の方、花粉症で目をこすりがちな方は特にできやすい傾向があります。

摩擦を減らすケアや、紫外線対策、保湿を意識することで予防や改善が期待できますよ。

【黒クマ】たるみや影で黒っぽく見えるクマ

黒クマは、目の下に影ができて黒っぽく見えるクマです。

加齢による皮膚のたるみや、眼窩脂肪(目の下の脂肪)が前に出てきたり、骨格の影響で目立つことが多いのが特徴。

なお、コンシーラーで隠れにくいクマは、この黒クマであることが多いです。

黒クマはセルフケアだけでの改善は難しい場合が多く、美容医療での治療を検討するケースもあります。

自分のクマの種類を見分けるチェック方法

鏡を持って目の下の皮膚を引っ張ったり、顔の角度を変えることで、自分のクマの種類をセルフチェックできます。

クマ
の種類
チェック
方法
青クマ目の下の皮膚を軽く引っ張ると色が薄くなる
茶クマ皮膚を引っ張っても色が変わらない
黒クマ顔を上に向けるとクマの色が薄くなる

なお、目の下のクマは複数の種類が混在していることも。

正確に判断したい場合は、医師の診察を受けるのがおすすめです。

目の下を引っ張って色が薄くなるのが青クマ

目の下の皮膚を軽く引っ張ったとき、クマの色が少しでも薄くなる場合は青クマの可能性が高いです。

青クマは、皮膚の下の毛細血管が透けて見えている状態で、皮膚自体に色がついているわけではありません。

そのため、色味は皮膚と一緒に動くことがなく、引っ張っても色は変わりにくい特徴があります。

肌を動かしても色が変わらなければ茶クマ

目の下の皮膚を引っ張っても色が変わらない場合は、茶クマと考えられます。

茶クマは色素沈着によって色が定着しているため、皮膚の伸び縮みによって色が薄くなることはほとんどありません。

上を向いたときにクマが薄くなれば黒クマ

顔を上に向けるとクマの色が薄くなる場合は、黒クマの可能性があります。

黒クマは皮膚のたるみや骨格による凹凸が原因であるため、上を向くことでたるみが引っ張られ、クマが目立ちにくくなるのです。

目の下のクマをコンシーラーで消す方法は?おすすめの色や製品も紹介

目の下のクマをきれいに隠すには、自分のクマのタイプに合ったコンシーラーの色選びと塗り方がポイントです。

正しい色を選び、薄く丁寧に重ねることで、自然にカバーできるでしょう。

ここでは種類別のおすすめカラーや使い方、人気の製品について詳しく解説します。

【クマの種類別】おすすめのコンシーラーの色や製品

コンシーラーでクマを隠すには、クマの種類に合った色を選ぶのがコツです。

クマの種類おすすめの色
青クマオレンジ系、ピンク系
茶クマイエロー系、ベージュ系
黒クマ明るめのベージュ系

クマを隠すコンシーラーは、もとのクマの色と反対色を使う補色の効果を利用すると、その色味を中和して目立ちにくくできます。

補色を上手に取り入れることで、厚塗り感を抑えつつ自然な仕上がりに仕上げられるため、色選びはとても重要ですよ。

クマが余計目立つ!?NGな塗り方

コンシーラーの塗り方を間違えると、かえってクマが目立ってしまうことがあります。

▼クマを悪化させるNGな塗り方

・コンシーラーを厚塗りしすぎる
・ムラができるほどよく伸ばさない
・肌に合わない色を使って浮いてしまう
・乾燥した肌に塗ってシワにたまる

クマを自然にカバーするためには、薄く重ねて肌になじませることが大切です。

また、肌の乾燥は、シワや溝にコンシーラーがたまって不自然に見えるだけでなく、クマを悪化させる原因のひとつ。

そのため、日頃からしっかりと保湿ケアを行い、肌の状態を整えましょう。

クマを自然にカバーするメイクのコツ

クマをコンシーラーで自然に隠すには、厚塗りを避けて少量ずつ丁寧に塗り広げましょう。

▼クマをカバーするメイクのステップ

  1. クマが濃く見える箇所にコンシーラーをのせる
    クマの濃い部分にピンポイントでコンシーラーを置き、目尻に向かって優しく伸ばします。
    ※涙袋の上にのせると目が小さく見えるので注意しましょう。
  2. スポンジで馴染ませる
    水を含ませたスポンジで、コンシーラーを軽く叩くようになじませ、肌との密着度を高めます。
  3. ファンデーションを塗る
    コンシーラーの上からファンデーションを薄くのせて、より自然な仕上がりを目指します。

また、コンシーラーがヨレないように、下地で肌を整えることも大切です。

加えて、朝晩の保湿ケアをしっかり行い、肌の状態を整えましょう。

【セルフケア編】コンシーラーで消えないクマの改善方法は?

コンシーラーでも隠れないクマでも、状態によってはセルフケアでやわらぐことがあります。

すぐに変化が出るわけではありませんが、日々の積み重ねが肌の状態に影響することも。

生活習慣やスキンケアを見直すことから、少しずつ始めてみましょう。

茶クマ対策には紫外線や摩擦ケアとアイクリームが効果的

茶クマは、紫外線や摩擦によるメラニンの蓄積が原因で生じます。

セルフケアでは、刺激や紫外線ダメージを減らすよう意識しましょう。

また、メラニンの排出を促すような成分のアイクリームを取り入れるのも効果的です。

ケア
内容
ポイント
紫外線
対策
・日焼け止めを使用
・サングラス/帽子を着用
摩擦ケア・目元をこすらない
・触れるときはやさしく
目元の
美白ケア
・トラネキサム酸
・ビタミンC誘導体
配合のアイクリームを使用

継続的なケアによって色素沈着の進行を抑え、茶クマの印象をやわらげていくことが見込めます。

すぐに変化は見えにくいですが、丁寧な積み重ねが大切です。 

青クマ対策には血行促進と質のよい睡眠を

青クマは、目の下の血行不良によって静脈の色が透けて見えることが原因とされています。

セルフケアでは、目元を温めて血流を促しつつ、睡眠の質を高めて疲労をため込まないように心がけましょう。

ケア内容ポイント
血行促進・目元を温める
睡眠環境・スマホは寝る30分前まで
・就寝前のカフェインは×
・深く眠れる寝具をそろえる

血流は日々の体調や生活習慣によって変化しやすいです。

無理なく続けられるケアを取り入れ、青クマの改善を目指してくださいね。

黒クマ対策にはハリ不足や筋肉へのアプローチを

黒クマは加齢によるコラーゲンや筋肉が弱くなることで、眼窩脂肪が前に突出して目立つようになります。

セルフケアでは、肌のハリを保ちつつ、こすったり引っ張ったりせずに目元をやさしくケアしましょう。

ケア内容ポイント
ハリケア・レチノールペプチドを含む
 アイクリームを取り入れる
眼輪筋
ケア
・笑顔やまばたきなど
 日常動作で目の筋肉を動かす
摩擦ケア・目は擦らない
・やさしく触れる

刺激の強いマッサージは、かえってたるみを悪化させるおそれがあります。

皮膚が薄い目元は負担がかかりやすいため、力を入れずにケアを行いましょう。

また、黒クマはセルフケアで一時的に改善が見込めるケースもありますが、根本からの改善は難しいとされています。

黒クマをしっかりと改善したい場合は、美容クリニックなどの医療機関での治療も検討するのがおすすめです。

【医療機関編】コンシーラーで消えないクマの治し方

コンシーラーで隠しきれないクマは、セルフケアだけでは改善が難しいこともあります。

そんなときは医療の力を借りる選択肢も検討しましょう。

医療機関では、クマの種類や原因に合わせた専門的な治療が受けられ、根本的な改善が期待できますよ。

青クマに効果的な治療法

青クマは、血行不良や血管の透けによって起こるため、血流を改善す治療が効果的です。

▼青クマに効果的な治療法

治療法特徴
効果
リジュランi
注射
・皮膚の厚みを増す
・血管の再生を促進
・ハリや弾力にも効果的
スネコス
注射
・血流促進
・肌再生をサポート
脂肪
注入
・凹みを埋めて血管の透けをカバー
・自然な仕上がり
・持続性◎

ダウンタイムをできるだけ短くしたい方には、スネコス注射やリジュランi注射がおすすめです。

ただし、効果を実感するには複数回の施術が必要になることも。

一方、脂肪注入はダウンタイムが長くなる傾向がありますが、その分効果が長持ちするメリットがあります。

どの治療にもメリットとデメリットがあるため、医師としっかり相談して、自分に合った治療法を選びましょう。

茶クマに効果的な治療法

茶クマは色素沈着が原因のため、メラニン色素を分解したり、排出を促したりする治療が効果的です。

▼茶クマに効果的な治療法

治療法特徴
効果
レーザー
治療
メラニン色素を分解し、色素沈着を改善
フォト
フェイシャル
(IPL)
肌の血行促進と
メラニンの排出を促進
ケミカル
ピーリング
古い角質を除去し、
ターンオーバーを促進
ハイドロ
キノン
外用
メラニン生成を抑え
色素沈着を予防・改善

茶クマは色素沈着が肌の深い層に蓄積していることが多いため、改善には時間がかかります。

根気よく治療を続けるとともに、保湿や紫外線対策などの日常的なケアもしっかり行いましょう。

黒(影)クマに効果的な治療法

黒クマは、皮膚のたるみや骨格による影が原因でできるため、たるみの改善や凹みを埋める治療が効果的です。

治療特徴
効果
ハムラ法・皮膚を切開し脂肪を移動
・たるみにもアプローチ

ハムラ法
・まぶたの裏から脂肪を移動
・傷跡が目立ちにくい
経結膜
脱脂術
・まぶたの裏から脂肪を除去
・傷跡が目立ちにくい
脂肪
注入
・自身の脂肪を注入
・自然にボリュームアップ

黒クマは、たるみや影が原因でできるため、セルフケアだけでの改善は難しいクマです。

気になる場合は、美容医療の力を借りて、根本的な改善を目指すことをおすすめします。

クマがコンシーラーで消えないことに関するよくある質問

茶クマにおすすめのコンシーラーは?

茶クマには、オレンジ系やアプリコット系のコンシーラーがおすすめです。

くすんだ茶色に対して明るさと血色感をプラスできるため、自然にカバーしやすくなりますよ。

青クマがコンシーラーで消えないときはどうすれば良い?

青クマがコンシーラーで隠れない場合は、オレンジや赤みのあるカラーを下地として使うのが効果的です。

それでも隠れにくいときは、血行不良や睡眠不足など根本的な原因を見直す必要があります。

セルフケアを続けても改善しない場合は、美容皮膚科での相談も検討してみましょう。

コンシーラーで黒クマは消える?

黒クマは影によるものなので、コンシーラーだけで完全に隠すのは難しい場合があります。

明るめのコンシーラーを影の境目になじませると、立体感をぼかして目立ちにくくすることは可能です。

ただし、たるみ自体をカバーすることはできないため、根本的に改善したい場合は医療機関での治療が必要です。

生まれつきのクマは消えない?治し方は?

生まれつきのクマは、骨格や皮膚の色素など先天的な要因によることが多いです。

セルフケアだけで完全に消すのは難しいとされています。

気になる場合は、美容皮膚科などで原因を見極めたうえで適切な対策をとるのが現実的です。

コンシーラーで消えないクマはセルフケアの見直しと医療機関での治療も検討を

コンシーラーで隠しきれないクマは、原因に合ったケアができていない可能性があります。

まずはセルフケアの方法や生活習慣を見直しましょう。

それでも改善が難しい場合は、美容クリニックなどの医療機関での治療も視野に入れるのがおすすめ。

エックスクリニックでは、茶クマ・青クマ・黒クマのタイプに合わせた治療法を幅広くご用意しています。

クマ治療の経験豊富な医師が、目元の状態を丁寧に確認し、あなたにあった施術をご提案。

無理な勧誘は行わず、必要と判断した治療のみをご案内しています。

気になるクマがある方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

◉LINEでのご予約はこちらから

◉お電話での予約は、お近くの院にご連絡ください。
恵比寿院:03-5734-1921
銀座院:03-6228-6120
大阪院:06-6476-8424
福岡天神院:092-406-7749
名古屋院:052-684-9790