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2025.5.22

脂肪注入豊胸は定着しない?定着率を上げる方法は?後悔しないためのポイントも紹介

脂肪注入豊胸は、自分の脂肪を使って自然なバストアップを目指せる施術として人気です。

しかし、脂肪がうまく定着しないケースもあり、その結果に後悔する方も少なくありません。

脂肪の定着率は施術方法やダウンタイムの過ごし方など、さまざまな要素に影響されます。

そこで本記事では、脂肪注入豊胸の定着率を高めるポイントや術後のケア方法を紹介。

また、万が一定着しなかった場合の対処法など、後悔しないために知っておきたい情報を解説します。

脂肪注入豊胸は定着しないって本当?定着率や必要な期間

脂肪注入豊胸では、注入した脂肪がすべて定着するわけではありません。

実際には、一定の割合が体内に吸収されるため、最終的に残る脂肪の量は注入直後よりも徐々に減っていきます。

施術後に後悔しないためにも、脂肪の定着率や定着するまでの期間は知っておきましょう。

脂肪注入豊胸の定着率は30〜70%

脂肪注入豊胸の定着率は、30〜70%程度と言われています。 

定着率に幅があるのは、脂肪の定着が体質や施術方法、医師の技術など、さまざまな条件の影響を受けるためです。

▼脂肪の定着率に影響する要素
・体質
・採取した脂肪の質
・脂肪の処理方法
・医師の注入技術
・施術後のケアの適切さ

注入した脂肪のうち半分近くは体内に吸収されるので、最終的なバストサイズは注入直後より小さくなることも。

そのため、希望のサイズに近づけるには、はじめから少し多めに脂肪を注入するなどの工夫がされていますよ。

注入した脂肪が定着するまでの期間

脂肪注入豊胸のあと、バストの大きさや形が安定するまでは3〜6ヶ月ほどかかります。

施術後は、麻酔液や腫れによりバストが想像以上に大きく見え、「大きくなりすぎた」と戸惑う方も少なくありません。

一方で、腫れが落ち着くと、今サイズが思った以上に小さくなった気がして「失敗だったかも」と不安になるケースも。

このようなサイズや形の変化は、術後の自然な経過です。

バストの状態が安定し、本来の形やサイズが見えてくるまで、少なくとも半年程度は経過を見守りましょう。

半年以上経過しても効果を感じられない場合は、施術を受けたクリニックに相談することをおすすめします。

脂肪注入豊胸の定着率を上げる方法は?

脂肪の定着率を高めるには、「施術方法の選び方」と「ダウンタイム中の過ごし方」が重要です。

ここでは、定着率を左右する施術法の種類や、術後に気をつけたい生活習慣のポイントについて解説します。

定着しやすい施術方法を選ぶ

脂肪の定着率は、施術方法によっても異なります。

従来の脂肪は、不純物(血液、麻酔液など)が混ざったまま注入されるため、定着しない脂肪が多くなりがちです。

一方、コンデンスリッチ法のように不純物を取り除き、良質な脂肪細胞だけを注入する方法では、より高い定着率が期待できます。

施術方法定着率の目安特徴
一般的な脂肪注入約30〜50%・特別な処理を行わないため不純物などが多い
コンデンスリッチ法約70〜80%・不純物を取り除き、健康な脂肪のみを注入する
・脂肪幹細胞を豊富に含む

また、コンデンスリッチ法で加工した脂肪は、脂肪幹細胞(しぼうかんさいぼう)と呼ばれる細胞の赤ちゃんが豊富に含まれているのが特徴です。

脂肪幹細胞の一部は血管になり、注入された脂肪に新しい血流を作る役割も担います。

脂肪は血流がなければ生き残れないため、幹細胞が多いほど注入した脂肪がしっかり定着しやすくなりますよ。

施術後の過度なダイエットは控える

脂肪注入豊胸後にダイエットをすると、定着しようとする脂肪細胞に十分な栄養が行き渡らず、定着率が下がる恐れがあります。

ダウンタイム中は極端な食事制限を避け、脂肪を減らさないようにバランスの取れた食事を心がけましょう。

▼ダウンタイム中に摂りたい栄養素

栄養素働き含まれる食べ物
たんぱく質新しい脂肪細胞や組織の修復・再生をサポート肉・魚・卵・大豆製品など
ビタミンE注入脂肪に酸素や栄養を届けるのに役立つナッツ類・アボカド・植物油など
鉄分注入した脂肪に酸素を届けるの赤みの肉・レバー・ほうれん草など
亜鉛脂肪細胞の定着や傷の治りを助ける牡蠣・牛肉・ナッツ類など

なお、定着後であってもダイエットを続けると、全身の脂肪と同じようにバストの脂肪も減り、サイズダウンしますよ。

バストを圧迫する姿勢や衣類の着用は避ける

バストを圧迫する姿勢や、きつい衣類は血流を妨げ、脂肪の定着を悪くします。

血流が妨げられると、注入した脂肪に十分な酸素や栄養が行き渡りません。

ダウンタイム中は、ノンワイヤーブラや緩めの服装を選び、うつ伏せ寝やバストを押しつぶすような姿勢も控えましょう。

禁煙を心がける

タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素は、末梢血管を収縮させ、脂肪細胞への酸素や栄養の供給を妨げる原因になります。

その結果、脂肪の定着率が下がるだけでなく、傷の治りが遅くなったり、感染リスクが高まることも。

術後のトラブルを防ぐためにも、手術の1ヶ月前から術後3ヶ月間は禁煙し、受動喫煙にも十分注意しましょう。

脂肪注入豊胸が定着しなかったときの対処法

脂肪注入豊胸で脂肪が定着しなかった場合は、2回目の施術やほかの豊胸方法が検討されます。

ここでは、再施術のタイミングや注意点、他の豊胸方法について解説します。

2回目の注入を行う

脂肪注入豊胸で思うようなボリュームが得られなかった場合、2回目の施術を検討することもあります。

ただし、1回目の脂肪が定着する前に追加で脂肪を注入すると、新しい脂肪が十分な血流や酸素・栄養を受けられず、体内に吸収されるリスクが高まることも。

そのため、1回目の脂肪がしっかり定着する間の3〜6ヶ月は、追加注入を控えましょう。

ほかの豊胸方法を検討する

脂肪注入豊胸で十分なバストアップが得られなかった場合は、「シリコンバッグ豊胸」や「ハイブリッド豊胸」を検討することもあります。

▼代表的な豊胸方法

治療法特徴メリットデメリット
シリコンバッグ豊胸医療用のシリコンバッグを挿入する・2カップ以上のサイズアップが可能
・痩せ型の方でも施術OK
・シリコンバッグの劣化や破損のリスクあり・定期的な診察が必要
ハイブリッド豊胸シリコンバッグと脂肪注入を組み合わせる・2カップ以上のサイズアップが可能
・自然な見た目と触り心地
・痩せ型の方には向かない
・シリコンバッグの劣化や破損のリスクあり

大きくしっかりとバストのボリュームを出したい方や、もともと脂肪が少ない方には「シリコンバッグ豊胸」がおすすめです。

一方、十分なボリュームと自然な見た目や触り心地を両立させたい場合は、「ハイブリッド豊胸」が向いています。

どちらの方法にもメリット・デメリットがあるため、信頼できる医師と相談しながら、自分の希望や体型に合った方法を選びましょう。

脂肪注入豊胸で「定着しなかった」以外に多い後悔例

脂肪がうまく定着しなかっただけでなく「片方だけ小さい」「しこりができた」など後悔することがあります。

▼よくある後悔例と対処法

後悔例対処法
左右差が出た上手い医師の施術を受ける
サイズが変わらなかった可能な変化量を把握しておく
しこりができたしこりができにくい施術方法をえらぶ

後悔しないためにも、対処法を知っておきましょう。

左右差が出た

脂肪注入豊胸では、施術後に左右差が目立つことがあります。

▼左右差が起こる主な原因

  • 脂肪の定着に個人差がある
  • もともとの胸の大きさや形に違いがある
  • 注入する脂肪の量や位置の違い
  • 姿勢や締めつけの強い下着の影響
  • 医師の技術力

左右差を防ぐためには、経験豊富な医師のもとで施術を受けるのがおすすめです。

熟練した医師であれば、バストの形や脂肪のつき方など個人差を細かく見極めながら、注入する脂肪の量や位置をバランスよく調整してくれるでしょう。

また、術後はバストを圧迫しない姿勢や下着選びに気を配り、ダウンタイム中に片側だけ負担がかからないよう意識することも大切です。

バストサイズが思ったほど変わらなかった

脂肪注入豊胸では、バストサイズの変化が感じられず後悔するケースもあります。

サイズアップしない原因には、脂肪が定着しなかったり、注入後のダイエットや体型変化が影響している場合も。

また、術後の腫れやむくみが落ち着いたことで、思ったよりサイズダウンしたと感じることも少なくありません。

希望のバストサイズに近づけるためには、医師とよく相談し、適切な施術方法や注入量を選ぶことが大切です。

あわせて、術後のケアや体重管理にも注意しましょう。
しこりができた

脂肪注入豊胸では、しこりができてしまうことがあります。

▼しこりができる主な原因

 ・不純物が多く混ざった脂肪を注入した
・1ヶ所にまとめて脂肪を入れた
・一度に大量の脂肪を注入しすぎた 

しこりは、バストの形や触り心地が不自然になる原因になることも。

また、一度しこりができてしまうと自然に治ることは難しく、除去治療が必要になるケースも少なくありません。 

リスクを抑えるには、しこりができにくい「コンデンスリッチ豊胸」を選ぶことや、経験豊富な医師に施術を依頼することが大切です。

脂肪注入豊胸で後悔たくない方必見!クリニック選びのコツ

脂肪注入豊胸で満足のいく結果を得るためには、クリニック選びが重要です。

クリニックによって施術方法や医師の技術、アフターケアの体制には大きな差があります。

失敗や後悔を避けるためにも、料金だけでなく実績やフォロー体制、保証などをしっかり確認しておきましょう。

追加保証制度があるクリニックを選ぶ

保証制度があるクリニックなら、サイズアップしなかった場合もフォローが受けられます。

再注入保証が用意されている場合、無料または通常料金よりもお得に追加注入が受けられますよ。

ただし、保証の適用条件や内容はクリニックごとに異なるため、カウンセリング時に詳細を確認しておきましょう。

症例数や症例写真を確認する

症例数や症例写真は、クリニックや医師の技術力を判断する目安になります。

なお、症例写真を見るときは、ビフォーアフターで左右差や仕上がりの自然さもチェックしましょう。 

できるだけ自分の体型や希望に近い症例があるかどうかを確認しておくと、施術後のイメージがしやすくなりますよ。

脂肪注入豊胸が定着しなかったことに関するよくある質問

脂肪注入豊胸の定着率を上げる方法は?

脂肪注入豊胸の定着率を上げたいなら、施術方法や術後の過ごし方に注意しましょう。

▼定着率を上げる方法
・コンデンスリッチ豊胸を受ける
・腕の良い医師の施術を受ける
・術後は過度な圧迫や激しい運動を避け安静に過ごす
・禁煙やバランスの良い食事、十分な睡眠を心がける

定着率は医師の技術にも左右されるため、経験豊富な医師の施術を選ぶのがおすすめです。

コンデンスリッチ豊胸は定着しないって本当?

コンデンスリッチ豊胸は、定着率が高い施術方法です。

従来の脂肪注入豊胸の定着率は約40〜60%ですが、コンデンスリッチ豊胸は70〜80%程度と高くなっています。

ただし、定着率は医師の技術や術後のケアによって差が出るため、クリニックや担当医師は慎重に選びましょう。

脂肪注入豊胸は定着するまでに何ヶ月かかる?

脂肪注入豊胸では、注入した脂肪が定着するまでに通常3〜6ヶ月ほどかかります。

この期間に生着しなかった脂肪は、体に吸収されますよ。

定着率や仕上がりを安定させるためにも、術後しばらくは体への負担を避け、医師の指示に従って過ごすことが大切です。

脂肪注入で定着しなかった脂肪はどうなる?

定着しなかった脂肪は、時間の経過とともに体に吸収されます。

吸収された脂肪は、自然に分解されて排出されるため、体に残ることはありません。

【まとめ】脂肪注入豊胸で後悔したくないなら医師選びは慎重に

脂肪注入豊胸の定着率は30〜70%で、注入した脂肪がすべて残るわけではありません。

定着率を上げたい場合は、施術方法の選択やダウンタイム中の過ごし方を意識することが大切です。

また、医師の技術力によっても仕上がりが左右されるため、クリニックや医師選びは慎重に行いましょう。

Xクリニック(エックスクリニック)では、脂肪注入豊胸では、従来法よりも定着率が高く、しこりのリスクを抑えやすい「コンデンスリッチ豊胸」を採用しています。

また、シリコンバッグ豊胸やハイブリッド豊胸など、多彩な方法の中から、施術経験が豊富な女性医師があなたに合った豊胸プランをご提案。

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