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2025.4.30
豊胸後の傷跡は目立つ?どこにできる?早く治す方法や経過を解説
豊胸手術を検討する際、「傷跡が残らないかどうか」は気になるポイントの一つです。
とくに水着や下着を着たときに見える位置に傷跡が残ると、日常生活にも影響が出る可能性も。
そこで本記事では、豊胸の術式別にできる傷跡の位置や、目立ちにくくするためのケア方法を紹介します。
万が一傷が残ってしまった場合の対処法まで解説しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
豊胸後の傷跡はどこにできる?術式ごとに解説

豊胸手術は、術式によって傷跡の位置が異なります。
切開が必要な手術では目立ちにくい場所に傷を作る工夫がされていますが、それでもダウンタイム中は赤みや腫れが目立つ場合も。
あらかじめ術式ごとの特徴を知っておくと、傷跡の位置についてもイメージしやすくなるでしょう。
シリコンバッグ豊胸の傷跡の位置
シリコンバッグを挿入する豊胸手術では、バッグを入れる際に皮膚を切開するため、切開した場所に傷跡ができます。
▼切開に選ばれやすい位置
胸の下のライン (アンダーバスト) | 大きめのバッグを挿入する際に選ばれることが多い |
脇 | 傷跡が目立ちにくい |
乳輪周囲 | 比較的小さなバッグを挿入する際に選ばれる |
どの切開位置を選ぶかは、単に目立ちにくさだけでなく、バッグのサイズや希望するバストの仕上がりによっても変わります。
それぞれ、メリット・デメリットがあるため、事前に医師と十分に相談し、自分の希望や体型に合わせた切開位置を選ぶことが大切です。
脂肪注入豊胸の傷跡の位置
脂肪注入豊胸では、胸への注入と脂肪の採取、それぞれの工程で皮膚に小さな傷ができます。
注入時には、胸や脇の周辺に2〜3mm程度の穴を開けて脂肪を注入。
注射針や細いカニューレを使用するため、注入部の傷跡は比較的目立ちにくいですよ。
一方で、やや目立ちやすいのが脂肪吸引を行う部位の傷跡です。
脂肪を採取する際は、カニューレを通すために3〜4mmほど皮膚を切開する必要があり、体のどこから脂肪を取るかによって傷跡の位置が変わります。
吸引部位と傷跡の位置(例)
吸引部位 | 傷跡ができる位置の例 |
二の腕 | 脇の後ろ側、肘のしわ(内側・外側) |
お腹 | おへそ周辺、鼠蹊部(そけいぶ)のしわ |
ウエスト・腰 | 腰の下部(左右2か所) |
太もも・ふくらはぎ | 太ももの付け根のしわ、膝裏、鼠蹊部のしわ、臀部の下部 |
※傷跡は目立ちにくいしわのラインに沿って作られることが一般的です。
※カニューレの挿入口は医師の判断や体型により異なる場合があります。
吸引部位は希望や体型によって選べるケースもあるため、術後の見え方が気になる方は、カウンセリング時に吸引部位と傷跡の位置についても詳しく相談しておくとよいでしょう。
ヒアルロン酸注入豊胸の傷跡の位置
ヒアルロン酸豊胸は、注射器でヒアルロン酸を注入する方法で、メスを使わずに行える施術です。
乳腺の下や脇付近に針を刺すため、注入部には3mmほどの小さな傷ができます。
虫刺されのような赤みが出る場合もありますが、2〜4週間ほどかけて目立たなくなることがほとんどです。
豊胸後の傷跡を早く治すには?術後ケアのポイント3つ

術後の過ごし方によって、傷跡の治り具合には差が出ることがあります。
とくにダウンタイム中のケアを丁寧に行うことで、傷跡の赤みや色素沈着のリスクを抑えられる可能性も。
そこでここからは、豊胸術後の傷跡を長引びかせないために意識したい3つのポイントを紹介します。
1. できるだけ傷跡に触れない
豊胸手術後の傷跡は非常にデリケートな状態です。
赤みやかゆみが気になって触れてしまう方もいますが、物理的な刺激によって回復が遅れたり、赤みが長引く原因になるため、できるだけ触れないようにしましょう。
かさぶたを無理に剥がす、手で何度も触る、衣類との摩擦が繰り返されると、色素沈着を引き起こし、黒ずみや傷の盛り上がり(肥厚性瘢痕)につながることもあります。
締めつけの強い下着や摩擦が起きやすい服装は避け、患部にできる限り刺激を与えないよう心がけましょう。
2. 保湿ケアを徹底する
乾燥した皮膚はバリア機能が低下し、傷跡の治癒を妨げる要因になります。
術後は赤みやかゆみが出やすくなりますが、保湿ケアを怠ると症状が悪化したり、傷の治りが遅くなる場合も。
医師から指示がある場合は専用の保湿剤を使用し、そうでない場合でも低刺激のクリームなどでしっかり保湿しましょう。
傷口が完全にふさがるまでは、過度なスキンケアは避け、優しく塗布することが大切です。
3. バランスの良い食事を心がける
傷の回復を促すには、外側のケアだけでなく、内側からのサポートも欠かせません。
特にビタミンC、タンパク質、亜鉛などは皮膚の再生やコラーゲンの生成を助ける栄養素として知られています。
脂っこい食事や糖質の過剰摂取を控え、野菜・果物・魚・大豆製品などを意識して取り入れるとよいでしょう。
豊胸後の傷跡が残ってしまったときの治療法

豊胸後の傷跡は時間とともに目立ちにくくなることが多いものの、体質やダウンタイム中の刺激、術式によっては、赤みや色素沈着、盛り上がりが長く残るケースもあります。
傷跡が残ってしまった場合は、施術を受けたクリニックや、美容クリニックでの治療を検討することで、改善が期待できることも。
ここでは、代表的な2つの治療方法を紹介します。
1.レーザー治療
傷跡の赤みや茶色っぽい色素沈着が気になる場合には、医療用レーザーによる治療が行われることがあります。
レーザー治療は、皮膚に照射した光がメラニン色素や毛細血管に作用し、色ムラを徐々に改善へと導く施術です。
肌表面へのダメージを抑えながら治療できる点が特徴で、ダウンタイムが短いのが特徴。
1回で劇的に変化するものではなく、通常は数週間〜数か月おきに複数回の照射を重ねていく必要があります。
2.ステロイド注射
傷が平らに戻らずに硬く盛り上がっている方(ケロイドや肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん))や、かゆみや痛みを伴うような傷跡に悩んでいる場合には、ステロイド注射による治療が行われることがあります。
ステロイドには炎症を抑え、コラーゲンの過剰な生成を抑制する働きがあるため、過剰な瘢痕組織の縮小が期待できますよ。
状態に応じて複数回注射が必要になることもあるため、まずは医師による診察で適応を判断してもらいましょう。
傷跡が目立ちにくい豊胸手術を受けるには?4つのコツを紹介

豊胸手術で後悔しないためには、施術の技術だけでなく「傷跡に対する配慮があるかどうか」も重要なチェックポイントです。
特に切開を伴う施術では、傷の位置や縫合の丁寧さがダウンタイム後の見た目に繋がることも。
そこでここでは、傷跡が目立ちにくい豊胸手術を受けるためのクリニックや医師の選び方を紹介します。
1. 豊胸手術の経験が豊富な医師を選ぶ
傷跡をできるだけ目立たせたくない場合は、豊胸手術の経験が豊富な医師を選ぶことが大切です。
切開の位置や深さ、縫合の丁寧さなど、細かな技術の差が術後の仕上がりに影響することも。
経験のある医師であれば、皮膚への負担を抑えつつ、仕上がりの美しさにも配慮した施術が期待できます。
多くの美容クリニックでは、医師ごとの経歴や症例実績を公式サイトで確認できることがほとんどです。
症例写真の数や内容も含め、術後の経過がわかるものがそろっているかを確認するとよいでしょう。
2. 医師の保有資格をチェック
医師の保有資格は、技術力や実績を見極めるための目安となるでしょう。
とくに「形成外科専門医(日本形成外科学会認定)」の資格を持つ医師は、縫合や切開に関しても高度な技術を積んできたと考えられます。
施術部位への負担を抑えつつ、術後の傷跡が目立ちにくくなるような施術が期待できますよ。
公式サイトなどで所属学会や資格の記載を確認し、信頼できる医師かどうか見極めましょう。
3. 傷跡への配慮が公式サイトやカウンセリングで明言されているか確認
クリニックによっては、公式サイトに「できるだけ目立たない場所に切開を行う」「傷口に負担をかけない器具を使用」などの記載がある場合があります。
こうした情報は、施術の丁寧さや傷跡への配慮を重視しているかどうかの判断材料になるでしょう。
また、実際のカウンセリングで傷跡の位置や術後の経過についてしっかり説明があるかも重要です。
「将来的に薄くなるのか」「どれくらいの期間で目立たなくなるか」「どのようなアフターケアが推奨されているか」など、納得できる回答が得られるかを確認しましょう。
4. 症例写真を確認する
クリニック選びの際は、症例写真の確認も重要です。
特に術後1〜3か月程度の経過写真をチェックすることで、傷跡の落ち着き具合や赤みの残り方、色素沈着の有無などを具体的にイメージすることができますよ。
また、仕上がりの形やバストのボリューム感が自分の理想に近いかどうかも確認しておくと、カウンセリング時に希望を伝えやすくなります。
経験豊富な医師ほど、さまざまな体型や要望に応じた症例を多数掲載している傾向があるため、自分に近い症例があるかどうかを見ておくとよいでしょう。
なお、症例写真を見る際には、撮影の角度や明るさが統一されているか、画像が過度に加工されていないかにも注意が必要です。
豊胸後の傷跡は目立つ?に関するよくある質問

豊胸後の傷跡に貼るテープはいつまで?
豊胸後の傷跡に貼るテープは、術後1〜6か月程度貼り続けるよう指示されることがあります。
手術後のテープは、傷跡の赤みや盛り上がりを抑え、目立ちにくくするためのケアの一環です。
使用期間は傷の状態や医師の判断によって異なるため、必ず指示に従いましょう。
豊胸後の傷跡を消す方法は?
豊胸後の傷跡は、レーザー治療やステロイド注射によって目立ちにくくすることができます。
傷跡の改善には時間がかかるため、術後は保湿や摩擦を避けるといった丁寧なケアを継続することが大切です。
豊胸手術の傷跡はいつ消える?
傷跡が目立たなくなるまでの期間は個人差がありますが、早い方で3か月、長い場合は半年〜1年ほどかかることもあります。
赤みが引くのに数か月、色素沈着や盛り上がりが落ち着くまでにはさらに時間を要するケースも。
傷跡が長引かないよう、施術後は保湿ケアを徹底し、傷口に刺激を与えないようにしましょう。
【まとめ】豊胸後の傷跡で後悔したくないなら医師選びは慎重に

豊胸手術は理想のバストに近づける手段である一方、術後に残る傷跡が思わぬ悩みになることもあります。
医師の技術力やアフターケア、術式によって傷跡の経過は大きく変わるため、施術前に情報をしっかりと確認し、自分に合った方法と医師を選ぶことが大切です。
Xクリニックには、豊胸手術の経験が豊富な女性医師が在籍しており、希望や体型に応じた多彩な施術メニューを用意しています。
傷跡に配慮した丁寧な対応を重視しているため、術後の仕上がりが気になる方も相談しやすいですよ。
豊胸を検討している方は、ぜひ一度ご相談ください。
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