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2025.5.26

ハイブリッド豊胸は失敗する?デメリットや後悔しないための対処法を解説

ハイブリッド豊胸とは、シリコンバッグと脂肪注入を組み合わせて理想のバストラインを目指す豊胸術です。

しっかりとサイズアップができるだけでなく、見た目や触り心地が自然に仕上がる点から、多くの方に選ばれています。

一方で、思ったよりバストが不自然に見える、左右差が目立つなど、仕上がりに関する失敗例も少なくありません。

そこで本記事では、ハイブリッド豊胸で起こりやすい失敗例やデメリット、後悔しないための対策について解説します。

ハイブリッド豊胸でよくある失敗例と対処法

ハイブリッド豊胸は、自然なバストが目指せる一方で、「バッグが浮き出て不自然に見える」「脂肪がうまく定着しない」といった失敗リスクもあります。

また、「思ったより左右差が目立ってしまった」と後悔するケースも少なくありません。

後悔を避けるためにも、ブログや知恵袋でよく出てくる失敗例や、対処法を知っておきましょう。

▼よくある失敗例と対処法

失敗例対処法
触り心地が硬くなったカプセル拘縮しにくいバッグを選ぶ
バッグの位置がずれたズレにくい施術方法を選ぶ
左右差が目立つようになった上手い医師を選ぶ
しこりができたコンデンスリッチ豊胸を行うクリニックを選ぶ
脂肪吸引部が凸凹になった脂肪吸引の経験が豊富な医師を選ぶ

カプセル拘縮により触り心地が硬くなった

シリコンバッグを挿入するハイブリッド豊胸では、術後に「カプセル拘縮(こうしゅく)」と呼ばれる現象が起こることがあります。 

カプセル拘縮は、シリコンバッグのまわりにつくられる薄い膜(被膜)が、厚く・硬くなった状態です。

 進行すると触り心地や、見た目に影響が出る場合もあります。

 ▼カプセル拘縮が起きると起こる変化 

・バストがボールや石のように硬くなる 

・形が崩れて不自然に見える 

・シワや盛り上がりが目立つようになる 

カプセル拘縮を防ぐには、「モティバエルゴノミックス2」など、柔らかさと自然な動きにこだわったシリコンバッグを選ぶのがおすすめです。

また、術後は医師の指示に従いマッサージを続けましょう。

バッグの周囲にできる被膜を破壊できるため、バストのやわらかさを保ちやすくなりますよ。

バッグの位置がずれた

ハイブリッド豊胸では、シリコンバッグが上にずれてバストの左右差や形の不自然さが生じることがあります。

特に大胸筋下法は筋肉がバッグを押し上げやすく、スペースの作り方が不十分だと、不自然な形になりやすい方法です。

▼シリコンバッグ挿入法ごとの特徴

挿入方法向いている人位置ずれリスク特徴・注意点
大胸筋下法・バストが小さい方
・皮膚が薄い方
上にずれやすい・筋肉がバッグを押し上げやすい
・手術の精度が仕上がりに影響する
乳腺下法・バストが大きい方
・皮膚に余裕がある方
ずれにくい・筋肉の影響を受けないので自然な仕上がりが目指せる・バストが小さい方には不向き

Aカップ以下の場合、乳腺下法ではバッグの形が目立ちやすくなるため、大胸筋下法が選ばれることがあります。

大胸筋下法を選ぶ場合は、術後の形や左右差を防ぐためにも、経験豊富で技術力の高い医師を選びましょう。

左右差が目立つ仕上がりになった

ハイブリッド豊胸では、施術後にバストの左右差が目立つケースがあります。

▼左右差が目立つ主な原因

・脂肪の定着率が左右で違った
・もとの胸の大きさや形に左右差がある
・バッグの挿入位置や脂肪の注入量が左右で異なる
・片側ばかりを下にして寝てしまった

左右差をできるだけ抑えるには、バランスを見ながらバッグの位置や脂肪量を調整できる医師を選ぶことが重要です。

さらに、再注入保証のあるクリニックを選んでおくことで、万が一仕上がりに差が出た場合も修正しやすくなりますよ。

しこりができた

脂肪注入を行うハイブリッド脂肪豊胸では、一部が硬くしこりになる場合があります。

▼しこりができると生じやすいトラブル

・触り心地が硬くなる
・見た目に凹凸ができることもある
・放っておくと痛み生じるケースもある

同じ場所に脂肪を多く入れすぎると酸素が届きにくくなり、脂肪が壊死してしこりになる可能性も。

リスクを避けるには、脂肪を丁寧に分散して注入できる施術経験が豊富な医師を選びましょう。

また、不純物の多い脂肪はしこりのリスクを高める原因になります。

「コンデンスリッチ豊胸」など質の高い脂肪を作れる施術方法を選ぶのがおすすめです。

脂肪吸引の跡が凸凹になったりたるみが出た

ハイブリッド豊胸では、脂肪吸引を行った部位が凸凹したり、たるみが出ることがあります。

特に無理に多くの脂肪を採取した場合や、吸引ムラがあった場合に起こりやすいトラブルです。

▼脂肪吸引後に見られる主な症状

・皮膚表面の凸凹やたるみ
・つっぱり感やひきつれ
・吸引部位の左右差

脂肪吸引部の凸凹や左右差、つっぱり感などは、体質だけでなく、医師の技術不足が原因で起こるケースもあります。

失敗を避けるためには、医師の過去の症例実績や経歴を確認し、施術経験が豊富な医師を選ぶのがおすすめです。

ハイブリッド豊胸で失敗しないための対策は?

ハイブリッド豊胸で失敗しないための対策は?

ハイブリッド豊胸で失敗を防ぐには、医師やクリニックの選び方と術後のケアが大切です。

ここでは、失敗を避けるために具体的に意識したいポイントを詳しく解説します。

ハイブリッド豊胸の症例実績が豊富な医師(名医)を選ぶ

ハイブリッド豊胸は脂肪注入とシリコンバッグ挿入、両方の高い技術と経験が求められます。

医師の経験が浅いと脂肪の定着不良やシリコンバッグの位置ずれ、左右差などのトラブルが起こることも。

そのため、失敗を避けるには、ハイブリッド豊胸の施術経験が豊富な医師を選ぶのがおすすめです。

▼名医を見分けるポイント
・豊富な施術実績と症例写真がある
・カウンセリングが丁寧
・疑問や不安にしっかり答えてくれる
・口コミや評判が良い

医師の経歴や実績、症例数は技量の目安になるため、まずはクリニックの公式サイトやSNSで確認しましょう。

なお、症例写真を見る際は、自分と似た体型の施術例があるかも確認するのがおすすめ。

同じ体型の症例を多く手がけている医師ほど、その体型特有のリスクや仕上がりのポイントをよく理解している可能性が高いですよ。

アフターフォローや保証の有無を確認

保証やアフターフォローが充実していれば、術後に万が一トラブルが起きた場合でも迅速に対応してもらえます。

▼よくある保証やアフターフォロー内容

保証・アフターフォロー内容説明
再診料が無料気になることがあったとき、追加費用なしで診察が受けられる
再注入保証脂肪の定着不良などで、ボリュームが足りない場合の再注入が保証される
修正手術保証シリコンバッグの位置ずれや、形の不自然さなどの修正手術をサポート

保証やフォローの内容はクリニックごとに異なるため、契約前に内容を確認しておくことがおすすめです。

医師の指示を守ってダウンタイムを過ごす

医師から指示された注意点を守らないと、脂肪の定着率が下がったり、左右差などのトラブルが起こりやすくなったりします。

また、腫れや内出血の回復が遅れ、ダウンタイムが長引く原因になることも。

理想の仕上がりを目指すためにも、医師の指示はしっかり守りましょう。

>>ダウンタイムと過ごし方を見る

ハイブリッド豊胸で失敗したくない方必見!ダウンタイムとおすすめの過ごし方

ハイブリッド豊胸で失敗したくない方必見!ダウンタイムとおすすめの過ごし方

ハイブリッド豊胸の術後は、痛みや腫れ、内出血などの症状が2〜4週間ほど続くことがあります。

ダウンタイム期間や症状は、過ごし方によっては長引いたり悪化したりすることも。

後悔しないために、ダウンタイム中の過ご仕方を把握しておきましょう。

ハイブリッド豊胸のダウンタイム期間は2〜4週間が目安

ハイブリッド豊胸のダウンタイム期間は、おおむね2〜4週間が目安です。

脂肪吸引とシリコンバッグ挿入の両方を行うため、ダウンタイムはやや重めになる傾向があります。

▼ハイブリッド豊胸のダウンタイム症状と期間

症状期間の目安
腫れ・むくみ約2週間で徐々に落ち着く
内出血バスト全体、脂肪採取部全体に発生
約2〜4週間で目立たなくなる
痛み術後1〜3日間がピーク
痛み止めでコントロール可能
感覚麻痺乳頭・乳輪の感覚が一時的に鈍くなることがある
約1〜6か月で改善することが多い
傷跡の赤み約3ヶ月続き、その後1年かけて徐々に薄くなる

なお、強い腫れや傷跡の赤み、痛みなどが長引いたり、傷口の化膿や熱感が伴う場合は、感染の可能性も考えられます。

違和感や異常を感じたら、早めに医師に相談しましょう。

ハイブリッド豊胸のダウンタイムの過ごし方

ハイブリッド豊胸のダウンタイム中の過ごし方によっては、効果が下がる可能性があります。 

▼ダウンタイム中に気をつけること
・施術後2〜3日目は安静に過ごす
・施術後3日目までは患部を冷やす
・圧迫固定の指示を守る
・体が温まる行動は1週間控える
・喫煙は3か月は禁煙する
・ワイヤーなしのブラジャーを着用する

ハイブリッド豊胸後にトラブルが起きたという事態を避けるためにも、施術後の過ごし方には注意しましょう。

施術後2〜3日目は安静に過ごす

ハイブリッド豊胸後、特に2〜3日目までは身体に負担をかけず、安静に過ごすことが重要です。

この期間は、腫れや痛みが最も強く出やすい時期です。

無理な動きや過度な活動は、ダウンタイム症状を悪化させる原因にもなります。

最低でも施術後3日間は、学業や仕事を休み、十分な休息をとるのがおすすめです。

施術後3日目までは患部を冷やす

施術直後から3日目までは、患部を冷やすケアが大切です。

冷却は血管を収縮させ、炎症や出血を抑えるため、内出血や腫れの広がり、痛みを和らげる効果が期待できます。

冷却の際は、保冷剤や氷をタオルで包んで優しく患部に当てるのがおすすめです。

キンキンに冷やすのではなく、1回10分程度で、ひんやりと気持ちよいくらいに冷やしましょう。

圧迫固定の指示を守る

脂肪吸引部位の腫れや内出血を抑えるために、術後3日間は24時間の圧迫固定を行う必要があります。

項目内容
圧迫期間手術直後から3日目の診察までは24時間必須
3日目移行は半日固定でもOK
圧迫方法クリニック指定の圧迫下着や包帯で固定

自己判断で固定をやめると、腫れや内出血が悪化する可能性があるため、圧迫期間や圧迫方法はしっかり守りましょう。

体が温まる行動は1週間控える 

体が温まると血流が促進され、腫れや内出血が悪化する可能性があるため、術後1週間は体を温める行動を控えましょう。

▼控えるべき体を温める行動

・長時間の入浴
・熱めのシャワー
・サウナや岩盤浴
・激しい運動や筋トレ
・飲酒

「少しくらいなら大丈夫」と思っていても、翌朝に腫れや内出血が悪化しているケースもあります。

症状が長引くと仕上がりや脂肪の定着にも影響が出るため、術後1週間は無理をせず、慎重に過ごすことが大切です。

喫煙は3か月は禁煙する

喫煙は、脂肪が定着しにくくなるほか、傷の治りを遅らせる原因にもなるため、施術後3か月は禁煙を心がけましょう。

タバコに含まれるニコチンなどの成分は血管を収縮させ、血流を悪くする原因になります。

血流が悪くなると、脂肪に必要な酸素や栄養が行き渡らず、定着率が下がることも。

また、血行不良が続くと赤みが長引いたり、傷の治りが悪くなることもあります。

脂肪の定着率を下げず、傷跡をきれいに治すためにも、術後3か月はしっかり禁煙しましょう。

ワイヤーなしのブラジャーを着用する

ハイブリッド豊胸後から3〜6か月は、ワイヤー入りのブラジャーやバストを強く寄せるタイプの下着は避けましょう。

締め付けの強いワイヤー入りブラジャーを着用すると、脂肪への血流が妨げられ、定着率が下がる可能性があります。

また、シリコンバッグの位置がずれたり、ワイヤー部分が傷口を刺激し、痛みや炎症が長引く原因になることも。

きれいな仕上がりのためにも、術後はワイヤーなしのブラジャーや、カップ付きインナーなど、負担の少ない下着を選びましょう。

【症例写真】ハイブリッド豊胸のビフォーアフター

【症例写真】ハイブリッド豊胸のビフォーアフター

ブラジャーのサイズはDカップ以上あるものの、授乳後に張りがなくなりお胸が流れるようになったため、実際はぺちゃんこに見えることでお悩みの30代女性。

脂肪豊胸だと垂れ感を改善するのは難しいことや、できる限り大きくしたいけれどあくまでも自然にというご希望であったため、ハイブリッド豊胸をご提案しました。

施術後は、ややハの字に広がっていたお胸も内下側もしっかり剥離することで綺麗なお椀型になっています。

【症例写真】ハイブリッド豊胸のビフォーアフター

「デコルテの骨感をなくしたい」「ブラジャーなしでも綺麗なバストにしたい」とご希望の20代女性。

施術後は、豊胸感がないナチュラルなバストになったかと思います。

>>ハイブリッド豊胸の症例写真をもっとみる

ハイブリッド豊胸は失敗する?デメリットは?に関するよくある質問

ハイブリッド豊胸は失敗する?デメリットは?に関するよくある質問

ハイブリッド豊胸の定着率は?

ハイブリッド豊胸の脂肪の定着率は、約30〜70%とされています。

定着率は、脂肪の加工方法や医師の技術、さらに術後の過ごし方によって前後することも。

定着率を少しでも上げたい方は、ハイブリッド豊胸の経験が豊富な医師を選びましょう。

また、従来よりも定着率が高いとされる「コンデンスリッチ豊胸」などの方法を検討するのもおすすめです。

ハイブリッド豊胸のデメリットは?

ハイブリッド豊胸のデメリットには、「ダウンタイムが長引く傾向にある」「費用が高くなりやすい」などがあげられます。

 ▼ハイブリッド豊胸のデメリット 

・ダウンタイムが長めになりやすい
・費用が高額になりやすい
・脂肪の定着率に差がある
・脂肪吸引部位の凹凸が出ることがある
・しこりや左右差、バッグの位置ずれが生じる可能性がある
・痩せ型の方は施術できない場合がある 

ハイブリッド豊胸で後悔しないためにも、デメリットを理解した上で施術に挑みましょう。

ハイブリッド豊胸ができない人はどんな人?

ハイブリッド豊胸ができない可能性があるのは、以下のような方です。

・極端に痩せていて十分な脂肪が採取できない方
・重い持病や既往歴がある方(心臓病・糖尿病・血液疾患など)
・妊娠中や授乳中の方
・薬の服用状況や体調によって医師から施術を止められている方
・アレルギーや感染症など、施術にリスクがあると判断された方

持病や過去の病気がある場合、健康状態を悪化させるリスクもあるため、必ず医師に申告し、慎重に判断してもらいましょう。

ハイブリッド豊胸はバレる?

ハイブリッド豊胸は、ほかの豊胸方法と比べてバレにくい仕上がりが期待できます。

シリコンバッグと脂肪注入を組み合わせることで、見た目や触り心地がより自然になりやすいのが特徴です。

ただし、体型に合わないサイズを選ぶと、不自然さからバレてしまうこともあるため、自分の体型に合ったサイズを選ぶのがおすすめ。

また、ダウンタイム中は腫れや内出血が目立ちやすいため、この期間は人と会うのは控えた方が良いでしょう。

ハイブリッド豊胸の名医の見分け方は?

ハイブリッド豊胸で名医を選びたいなら、施術経験と症例の豊富さや、カウンセリングの丁寧さなどをチェックしましょう。

▼名医を見分けるポイント
・ハイブリッド豊胸の症例実績が多い
・症例写真が豊富
・他院修正の経験がある
・カウンセリングで不安や疑問にしっかり答えてくれる
・患者の希望や体型に合わせて、バッグや脂肪量を提案してくれる

症例写真を見る際は、自身の体型や希望に近い実績があるかどうかもチェックするのがおすすめです。 

また、カウンセリングでは医師の説明の分かりやすさや、専門的なアドバイスの的確さだけでなく、自分の希望や不安を気兼ねなく相談できる雰囲気かどうかも確認しておきましょう。

たとえ技術力が高い医師であっても、相談しにくい場合、理想の仕上がりや納得感に差が生じることもあります。

最終的には、技術面とコミュニケーション面の両方で信頼できる医師を選ぶことが、満足度の高い仕上がりにつながりやすいですよ。

ハイブリッド豊胸で失敗したくないなら名医の施術を受けよう

ハイブリッド豊胸では、バッグの位置ずれや脂肪の定着不良など、さまざまな失敗例があります。

失敗の原因には、もともとの体質やバストの状態だけでなく、医師の技術や経験の差が影響することも。

特にハイブリッド豊胸は、脂肪注入とシリコンバッグ挿入という2つの施術技術が必要とされる高度な手術です。

ハイブリッド豊胸で理想の仕上がりを目指すには、施術経験が豊富な医師を選びましょう。

Xクリニックでは、ハイブリッド豊胸の豊富な施術経験を持つ女性医師が、脂肪注入量やシリコンバッグのサイズを一人ひとりの体型やご希望に合わせて調整しています。

シリコンバッグには、耐久性や柔軟性に優れ、より自然なバストラインが目指せる「モティバエルゴノミックス2」を採用。

また、腫れや内出血を抑えるケラーファンネルも導入し、ダウンタイムの負担軽減にも配慮しています。

ハイブリッド豊胸をご検討中の方は、ぜひ一度当院にご相談ください。