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2025.9.8
鼻中隔延長と鼻尖形成の違いは?どっちがおすすめ?メリット・デメリットやダウンタイムも解説

鼻中隔延長は、鼻先に高さと長さを出したい人に向いている手術です。
一方で、鼻尖形成は丸い鼻を細くシャープに整えたい人に向いています。
片方だけだと仕上がりに物足りなさを感じたり、鼻全体のバランスが崩れて後悔することも。
本記事では、鼻中隔延長と鼻尖形成の違いや向いている人、メリット・デメリットやダウンタイムまで解説します。
目次
鼻中隔延長と鼻尖形成の違いとは?メリット・デメリットも解説

鼻中隔延長と鼻尖形成の違いは、改善が目指せる鼻の悩みです。
■鼻中隔延長と鼻尖形成の違い
施術名 | 特徴 | 向いている人 |
鼻中隔延長 | 鼻中隔軟骨の長さをのばす | ・鼻先の向きを変えたい ・しっかりとした変化を求める |
鼻尖形成 | 鼻先を調整する | ・団子鼻を改善したい ・自然な変化を求める |
仕上がりや向いている人が異なるため、違いやメリットデメリットを知っておきましょう。
『鼻中隔延長』鼻先を前に出して高さを作る施術

鼻中隔延長は、鼻腔の左右を隔てる鼻中隔軟骨の先に、耳などから採取した軟骨を移植することで、鼻先の高さや長さを出す施術です。
丸みのある鼻先や、短くて上を向いた鼻(アップノーズ)を改善したい方に向いています。
▼鼻中隔延長のメリットデメリット
メリット | デメリット |
・鼻先に高さと長さを出せる ・横顔のラインが整う ・大きな変化が目指せる ・効果が半永久的 | ・ダウンタイムが長い ・費用が高め ・鼻がわずかに曲がることがある |
鼻中隔延長の手術は、鼻の真ん中にある鼻中隔軟骨を扱うので、手術時間が長くなりがちです。
そのため、術後の腫れや内出血が落ち着くまでに2〜3週間ほどかかることが多く、ダウンタイムが長めになる傾向があります。
長期の休みや、大切な予定がない時期に施術を検討するのがおすすめです。
『鼻尖形成』丸い鼻先をシャープにする施術

鼻尖形成は、医療用の糸で軟骨や皮下組織を縛り、鼻先の形を細く整える施術です。
鼻先の厚みや丸みが強い場合には、余分な脂肪や軟部組織を取り除いたり、耳の軟骨を移植して高さを補うこともあります。
▼鼻尖形成のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
・鼻先が細く見える ・自然な印象になる | ・小鼻が目立つケースがある ・細くしすぎると不自然に見える |
鼻尖形成は鼻先だけを整える施術のため、小鼻の広がりが目立ってしまうケースも。
理想のデザインによっては、小鼻縮小を組み合わせると、鼻全体のバランスが取れた仕上がりになりますよ。
鼻尖形成と鼻中隔延長はどっちが良い?向いている人の特徴

鼻先の高さと長さを出したいなら「鼻中隔延長」、丸い鼻先をすっきりさせたいなら「鼻尖形成」がおすすめです。
▼【施術別】向いている人の特徴
鼻中隔延長 | 鼻尖形成 |
・しっかりとした変化を求める ・鼻先を下向きにしたい ・人中を短く見せたい | ・自然な変化を求める ・団子鼻を改善したい |
鼻中隔延長と鼻尖形成は、両方を組み合わせるとより理想に近づけるケースもあります。
「鼻先をもう少し高くしたい」「団子鼻をすっきりさせたい」など、悩みや理想を具体的に医師に伝えると、自分に合う方法が見つかりやすくなりますよ。
【症例写真】鼻中隔延長と鼻尖形成の違いをチェック
「20代女性」

施術名 | 鼻尖形成、耳軟骨移植、斜鼻修正、鷲鼻修正、骨切り幅寄せ、小鼻縮小、貴族手術、小鼻ボトックス |
施術 内容 | 複数の施術を総合的に行うことで、鼻の高さや形、正面から見たバランスを整える |
副作用 リスク | 腫れ、内出血、出血、左右差、感染、血腫、湾曲、鼻閉など |
料金 | 2,092,000円 |
「20代女性」

施術名 | 鼻中隔延長 |
施術 内容 | 鼻先に耳介軟骨や鼻中隔軟骨を移植することで、鼻の高さや向き、長さを整える |
副作用 リスク | 腫れ、内出血、出血、左右差、感染、血腫、湾曲、鼻閉など |
料金 | 498,000~798,000円 |
鼻中隔延長と鼻尖形成のダウンタイムの違いや過ごし方を解説

鼻中隔延長も鼻尖形成も腫れや内出血やむくみなどの期ダウンタイム間がありますが、回復のスピードや過ごし方には違いがあります。
▼鼻中隔延長と鼻尖形成のダウンタイム(目安)
鼻中隔延長 | 鼻尖形成 | |
腫れや痛み | 1〜2週間 | 3日〜1週間 |
内出血 | 2週間 | 1週間 |
むくみ | 3~6か月 | 2~3か月 |
鼻中隔延長のダウンタイムはやや長く、腫れや痛みも強めに出るケースがあります。
術後の違いは生活スケジュールに関わるため、ダウンタイムの特徴と過ごし方を事前に知っておきましょう。
ダウンタイム期間が短いのは鼻尖形成
鼻尖形成は鼻先の限られた組織にアプローチするため、鼻中隔延長と比べてダウンタイムが短く済む傾向があります。
一方で鼻中隔延長は、鼻の土台となる鼻中隔軟骨といった深部の組織にまで手を加える手術です。
その分、手術範囲が広く時間もかかり、腫れや内出血が落ち着くまで1〜2週間と、長めのダウンタイムを要することがありますよ。
ただし、ダウンタイムの期間だけで施術を決めてしまうと、ご自身が理想とする鼻先が目指せないことも。
理想の鼻の形に合った方法を医師と相談し、施術を選ぶことがおすすめです
鼻中隔延長・鼻尖形成のダウンタイムの過ごし方
鼻中隔延長や鼻尖形成の施術後は、無理をしたりケアを怠ったりすると、腫れや内出血が内出血が長引いてしまうことがあります。
ダウンタイム期間が長引いて後悔しないためにも、術後の過ごし方を知っておきましょう。
術後3~7日間はギプス・テーピング固定を行う
鼻中隔延長や鼻尖形成の手術後は、鼻の形を安定させるために3〜7日ほどギプスやテーピング固定を行います。
▼固定中に気をつけたいポイント
・ギプスは濡らさない
・洗顔は温かいタオルでやさしく拭く
ギプスは濡れると外れやすくなるので、濡らさないように注意が必要です。
最初は違和感や息苦しさを感じることもありますが、多くの場合は徐々に慣れていきますよ。
ギプス固定が外れた後は、就寝時だけご自身でギプスをつけて、寝ている間に鼻を触ったり、ぶつけたりするのを保護します。
就寝時の固定は、ギプスを鼻に当ててテープで軽くとめるだけなので、難しいことはありません◎
腫れや痛みが強い時は冷やす
腫れや痛みが強いときは、冷やすのが効果的です。
冷やすことで血の巡りが落ち着き、腫れや痛みが和らぎますよ。
なお、冷やし過ぎは血流が悪くなり、ダウンタイム症状の引きが遅くなる可能性も。
冷やすときは保冷剤をハンカチで包み、1回10分程度に留めましょう。
熱めのシャワーや飲酒は1週間ほど控える
術後1週間ほどは、熱いシャワーや飲酒は控えましょう。
体が温まると血流が活発になり、腫れや内出血が長引く可能性があります。
シャワーを浴びるときは、ぬるめのお湯で短時間に済ませるのがおすすめです。
頭を高くして仰向けで寝る
術後は、頭を高くして仰向けで寝るようにしましょう。
横向きやうつ伏せで寝ると鼻に圧がかかり、形に影響することも。
枕を重ねて上体を少し起こすようにすると、腫れが引きやすく呼吸も楽になります。
寝ている間に無意識に横向きにならないよう、クッションやタオルで支えるのもおすすめですよ。
鼻を強くかまない
術後1〜2週間ほどは、鼻を強くかまないようにしましょう。
強くかむと、傷口に負担がかかり、治りが遅くなったり傷跡が残ったりすることがあります。
鼻づまりや乾燥が気になるときは、加湿器や蒸しタオルで保湿するのがおすすめです。
鼻水はティッシュでやさしく拭き取る程度にしておきましょう。
「鼻中隔延長と鼻尖形成の違い」に関するよくある質問

鼻中隔延長のやりすぎはバレる?
鼻中隔延長をやりすぎると、不自然に見えバレることがあります。
高すぎる鼻や三角鼻はアジア人には珍しく、「整形感」が出てしまうためです。
▼バレやすいポイント
・触ったときに硬い
・鼻の動きが悪い
・顔立ちに合っていない
・不自然に高い
バレない仕上がりにするためには、顔全体のバランスを意識したデザインを選ぶことが大切です。
症例数が豊富で鼻の特徴をしっかり見極めてデザインを提案してくれる医師に相談できれば、自分に合った自然な仕上がりを目指せるでしょう。
鼻中隔延長は危険?
鼻中隔延長は、危険な手術ではありません。
しかし、鼻の構造を変えるため、腫れや感染といったリスクが伴います。
▼鼻中隔延長のリスク
・腫れや内出血
・感染
・移植した軟骨が曲がる、浮き出る
・鼻の通りが狭くなり呼吸しづらい
リスクを少しでも減らしたい方は、万が一トラブルが起きた際のフォローが整っており、施術経験が豊富な医師が在籍するクリニックを選ぶのがおすすめです。
鼻中隔延長は修正地獄?対策はある?
鼻中隔延長は多くの場合は一度で仕上がりが安定しますが、なかには何度も修正を繰り返すケースがあります。
▼修正が必要となる原因・対策
原因 | 対策 |
・鼻先が曲がった ・鼻の通りが悪くなった | ・無理に鼻先を長くしすぎない ・実績豊富な医師の施術を受ける |
仕上がりに満足できなかった | ・鼻の特徴に合ったデザインを選ぶ ・シミュレーションで仕上がりを確認する |
鼻中隔延長は、修正を重ねると内部の組織が硬くなり、再手術の際に思うように動かせなくなることも。
組織の柔軟性が失われると、理想の形を再現しにくくなる可能性があります。
最初の施術で理想の形を目指すため、経験豊富な医師を選び、デザインをしっかりすり合わせることが大切です。
小鼻縮小と鼻尖形成はどっちがいい?
小鼻の横幅や鼻の穴を小さくしたいなら「小鼻縮小」、鼻先を細くしたいなら「鼻尖形成」がおすすめです。
単独でも効果はありますが、鼻の形によっては仕上がりが不自然になることも。
鼻全体のバランスを整えるために、組み合わせて手術を受けるケースもありますよ。
鼻尖形成はどのような人に向いてる?
鼻尖形成は、丸い鼻先を細くしたい人に向いています。
日本人に多い「団子鼻」で、鼻先をシャープに整えたい方に選ばれる施術です。
▼鼻尖形成が向いている人
・団子鼻をすっきりさせたい
・鼻先をシャープに見せたい
「鼻先を高くしたい」「長さをしっかり出したい」という希望がある場合は、鼻中隔延長との組み合わせも検討すると理想に近づきやすくなります。
鼻尖形成は何年持つ?
鼻尖形成の持続期間は手術方法によって変わり、切開を行う方法では半永久的な効果が期待できます。
▼鼻尖形成の持続期間の目安
手術方法 | 目安 |
糸だけで行う方法 | 3〜6か月 |
切開法 | 半永久的 |
切らずに糸で形を整えるだけの方法は、時間が経つと糸が緩んだり溶けたりして元に戻りやすくなります。
効果の持続性を重視するなら、切開法がおすすめです。
鼻尖形成後のあとに鼻中隔延長はできる?
鼻尖形成を受けたあとでも、鼻中隔延長を行うことは可能です。
ただし、一度手術を受けた鼻の組織は硬くなったり、癒着が生じていることがあり、初回に比べて再手術の難易度が高くなる可能性があります。
鼻尖形成後に鼻中隔延長を検討する場合は、修正手術の豊富な経験を持つ医師へ相談しましょう。
鼻尖形成のみのデメリットは?後悔する?
鼻尖形成は単独で行った場合「小鼻の広がりが目立つ」「不自然に見える」といったデメリットがあります。
▼鼻尖形成のみのデメリット
・小鼻の広がりが目立つ
・鼻先が上がり「ぶた鼻」に見える
・鼻先が細くなり不自然に見える
・施術によっては後戻りする
仕上がりに後悔しないためにも、事前のカウンセリングでは併用も含めて相談するとよいでしょう。
鼻中隔延長はしない方がいい?
鼻中隔延長は、「鼻先が硬くなる」「軟骨が浮き出て見える」などのリスクから、しない方がいいと言われることがあります。
▼鼻中隔延長のリスク
・鼻先が硬くなる
・移植した軟骨が浮き出て見える
・鼻が曲がる
・鼻の通りが狭くなり呼吸がしづらくなる
・ダウンタイムが長い
なお、術式の工夫や軟骨の扱い方によって、リスクは抑えられる可能性も。
安易に「しない方がいい」と判断するのではなく、ご自身の理想とする鼻の形に鼻中隔延長が本当に必要かどうかを見極めることが大切です。
修正手術の経験も含め、鼻中隔延長に精通した医師に相談し、ご自身が納得できる選択をしましょう。
鼻中隔延長と鼻尖形成を同時に行うとどうなる?
鼻中隔延長と鼻尖形成を同時に行うと、鼻先の高さや長さ、細さを一度に整えられるメリットがあります。
▼同時に行うメリット
・鼻先の高さ、長さ、細さを調整できる
・横顔のラインがキレイに整う
・ダウンタイムを一度で済ませられる
・通院回数を減らせる
一方で、体への負担や費用が増えるデメリットも。
▼施術ごとの費用の目安
施術方法 | 費用相場 |
鼻中隔延長 | 50〜80万 |
鼻尖形成 | 20〜40万 |
セットプラン | 70〜100万 |
クリニックによっては、セット割引やモニター価格で約10万円ほど安くなるケースもあります。
費用が心配な方は、事前のカウンセリングで料金プランや割引制度を確認しておきましょう。
鼻中隔延長と鼻尖形成で迷ったらXクリニックにご相談を
鼻中隔延長と鼻尖形成では、手術を行う部位や、ダウンタイム、費用などに違いがあります。
鼻先に高さや長さを出したい人には「鼻中隔延長」、丸い鼻先を細くしたい人には「鼻尖形成」がおすすめです。
自分に合わない方法を選んでしまうと「思ったより変化が少なかった」「不自然な仕上がりになった」といった後悔につながることも。
納得のいく仕上がりを目指すためには、症例数が豊富でカウンセリングが丁寧なクリニックを選ぶことが大切です。
Xクリニックでは、多数の鼻の施術を手掛けてきた、形成外科専門医(日本形成外科学会認定)が手術を担当します。
鼻の状態と希望に合った施術をご提案いたしますので、鼻中隔延長と鼻尖形成で迷った方は、ぜひ当院の無料カウンセリングでご相談ください。
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