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2024.3.15
脱脂と裏ハムラはどっちがいい?違いについて詳しく解説
こんにちは、Xクリニック代表美容外科医孫です。
今回のテーマは、「裏ハムラと脱脂の違いと、どっちがいいのか」です。
クマ治療を検討されている方のなかでも、
「裏ハムラ」
「脱脂」
という言葉は聞いたことのある言葉だと思います。
今回はそれら2つの違いについてと、どっちが良いのかわかりやすく徹底解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
以下、X CLINIC院長の孫医師がTikTokで回答している内容になります。
【目次】
●裏ハムラと脱脂の違いとは
●クマ取り治療の裏ハムラとは
●クマ取り治療の脱脂とは
●裏ハムラのリスクとは
●裏ハムラと脱脂どちらがいいのか
●まとめ
裏ハムラと脱脂の違いとは
脱脂は脂肪を抜くものですが、裏ハムラは抜くのではなく移動するということから根本的に違うことがわかると思います。
裏ハムラと脱脂についてそれぞれ解説していきたいと思います。
クマ取り治療の裏ハムラとは
最初に裏ハムラについてお話していきたいと思います。
まず、
「ハムラ」
とは何かわからないという方もいらっしゃると思います。
実はハムラという名前は「はむら先生」という方の名前が由来です。
正式な名前だと、
「眼窩脂肪移動術」
となっています。
つまり、目の下の脂肪を移動するというものです。
裏ハムラとハムラの違いはそれをどこからするのかという点にあります。
裏ハムラは「あっかんべー」をした時に見える下のまぶたの裏の粘膜部分からするというものです。
逆に表面を切って移動させるようなものは表ハムラになります。
裏ハムラは目の下の
「ティアトラフ」
と呼ばれるゴルゴ線の凹んでいる所に移動させます。
膨らんでいる所を凹んでいる所に移動させれば良いのではというのがハムラの始まりです。
裏ハムラは目の所から離れている所に移動させるのは難しいです。
逆に目頭側に近い所に対して移動させることはできます。
クマ取り治療の脱脂とは
脱脂というのはその名前の通り、脂肪を取り除いて除去するものです。
脂肪を全部除去するので少し窪んでしまうリスクがあります。
脱脂後もそうですが、裏ハムラをする場合でも根本的にゴルゴ線の部分がへこんでいる人に対して脂肪の注入は必要となってきます。
裏ハムラのリスクとは
裏ハムラは目の下の脂肪を移動させるため、元々の目の下の構造とは変わってしまいます。
そのため、裏ハムラを行うとその後に修正する場合とても大変なものとなります。
裏ハムラで脂肪を減らさずに移動させるドクターもおり、そうなると膨らみが減ることなく膨らんだまま場所が移動します。
ですが、逆に脂肪をある程度除去してから移動させていると凹み過ぎてしまったというトラブルも多いです。
このように裏ハムラというのはどのようにしても結果として修正例が多く、当院にも修正のため来院される方は多いです。
裏ハムラと脱脂どちらがいいのか
ではどうしたらいいのかというと、技術的にも簡単な脱脂を選択するのをおすすめします。
脂肪を移動するのではなく、脱脂をして窪んだ部分に脂肪を注入した方が修正もしやすくなります。
調整もしやすいだけでなく、結果としての仕上がりも脱脂の方が綺麗です。
脱脂は脂肪が減少するリスクもありますが、技術と脂肪注入などのオプションでカバーすることができます。
私は6,000件ほどクマ治療をしてきましたが、経験上として1番良いと思うのは、
「脱脂+脂肪注入」
になります。
まとめ
今回はクマ治療の「裏ハムラと脱脂」について、
・裏ハムラと脱脂の違いは、脂肪を移動させるか脂肪を除去するかにある
・裏ハムラはティアトラフに脂肪を移動させる構造を変えてしまうもの
・裏ハムラは修正例が多く、修正自体も難しいリスクがある
・脱脂は脂肪を除去した部分が窪んでしまうリスクがあるため、脂肪注入を併用すると良い
・結果として1番仕上がりも良いのは、脱脂+脂肪注入
という点をお話しました。
クマ治療を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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お待ちしております。