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2025.11.30
ラミネートべニアは後悔しやすい!?失敗例やデメリット・対処法を解説

ラミネートべニアを検討しているが、「治療後に後悔したらどうしよう」と不安に思う方も多くいるでしょう。
ラミネートべニアは、歯の表面にセラミックの薄いチップを接着剤で貼り付け、歯の色や形、歯並びの改善が短期間で見込める治療です。
ただし、リスクや注意点を知っておかないと後悔につながることもあります。

後悔しないためには、ラミネートべニアのリスクや注意点をしっかり説明してくれる経験豊富な歯科医師を選びましょう。
Xクリニックには、長年ラミネートベニアの施術に携わった医師が在籍。
また、ご希望を丁寧にヒアリングし、患者さまとのイメージのずれがないよう心がけていますよ。
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ラミネートベニアで後悔した人に多い4つの理由

ラミネートベニアで後悔したと感じる理由は、治療後のトラブルや仕上がりの問題などがあります。
事前にリスクや後悔例を知っておくと、失敗を防ぎやすくなりますよ。
すぐに取れてしまった
ラミネートべニアは、強い衝撃が加わると割れたり外れたりする場合があります。
▼ラミネートベニアが取れる原因
- 歯ぎしり、食いしばりをする
- 硬いものをよく噛む
- 接着剤が安定していない
とくに接着剤が完全に固まっていない時期に歯に強い刺激が加わると、ラミネートベニアが取れるリスクが高まります。
トラブルを避けるためには、治療後に煎餅やナッツといった硬いものを噛むのをできる限り避けましょう。
歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、マウスピースの利用も含めて医師に相談するのもおすすめです。
不自然な色・形になった
ラミネートべニアの色や形が周囲の歯と合っていないと、治療した歯だけが浮いて見え、不自然な仕上がりになる場合があります。
前歯は特に人目につきやすいため、わずかな色味の違いや形のズレでも違和感が出やすい部位です。
色や形の不自然さを避けるためには、希望の写真を持参してイメージを共有し、納得できるまで医師と話し合いましょう。
しみた・痛みが出た
ラミネートべニアの治療後に歯がしみる、痛みが出るケースがあります。
歯を多く削る必要があった場合、刺激が神経に伝わりやすくなり、しみや痛みにつながったりするのです。
痛みを回避するには、「歯を削らないラミネートベニア」を提供しているクリニックを選ぶのがおすすめですよ。
思っていたより高額になった
ラミネートべニアは自費診療であるため、健康保険が適用されず、治療費が予想よりも高額になることがあります。
使用する素材の種類や治療する本数、クリニックごとの設定料金が異なるためです。
治療を始める前に、総額の費用や内訳、保証期間、追加費用の有無を確認しましょう。
ラミネートべニアのリスクとデメリット3つ

ラミネートべニアは、治療に伴うリスクやデメリットがあります。
事前にリスクやデメリットを知っておくと、納得して治療を進められますよ。
削った歯を元には戻せない
ラミネートべニアを装着するために歯の表面を削ってしまうと、元の状態には戻せません。
そのため、ラミネートべニアが取れた場合は、再度作り直したり、被せ物で歯を保護する必要があります。
なお、Xクリニックでは「削らないラミネートベニア」を採用しているため、歯を削った後の心配をしなくてすみますよ。
寿命は約10~20年で再治療のコストがかかる
ラミネートベニアの寿命は、約10〜20年です。
長期間の使用による接着剤の劣化や、チップの破損などが原因で、交換や再治療が必要になることがあります。
再治療には初回と同等の費用がかかるため、長期的なコストも視野に入れて治療を検討しましょう。
虫歯・歯肉炎のリスクが上がることがある
ラミネートべニアを装着した歯は、チップと歯の境目にできた段差に汚れが溜まりやすく、虫歯や歯肉炎のリスクが高まります。
チップの適合が悪かったり、接着処置が不十分だったりする場合は、虫歯リスクがさらに上がることも。
治療後は虫歯のリスクを抑えるためにも、境目部分の丁寧な歯磨きと、クリニックでの定期検診を続けましょう。
ラミネートベニアで後悔しないために知っておきたい3つのポイント

ラミネートベニアで後悔しないためには、慎重な医師選びや、悩みや仕上がりのイメージを医師と共有するのがポイントです。
さらに、使用する素材の違いやメンテナンスの必要性まで理解しておくと、自分に合う方法を選びやすくなりますよ。
理想の仕上がりのために医師選びを重視する
理想の仕上がりに近づくためには、ラミネートべニアの症例経験が豊富で、高い技術力を持つ医師を選ぶのが大切です。
▼経験豊富な医師を選ぶメリット
- 歯の状態に合わせて削る量を見極められる
- 個人に合わせた色・形にするセンスがある
- かみ合わせを考慮したデザインができる
- トラブル時の対応経験がある
経験豊富な医師は、患者さまの歯の状態や顔立ちに合わせた、自然で美しい仕上がりを提案できます。
事前に医師の症例写真を見て、自分の理想に近い仕上がりがあるかを確認しましょう。
カウンセリングで目的と治療法をすり合わせる
カウンセリングで自分の悩みや理想の仕上がりを具体的に伝え、医師と希望を細かくすり合わせることもポイントのひとつです。
▼医師と治療前に共有すべき内容
- 理想の歯の形・色・雰囲気
- 気になっている部分(長さ・色味など)
- どの歯を治したいかの優先順位
- 現在の歯の状態
- 予算や希望の素材・保証期間の有無
- 長期的なメンテナンスについて
医師との間でイメージのズレがあると、治療後に「思っていたのと違う」と後悔する原因になります。
自分が叶えたい仕上がりや治療の目的を医師と共有し、治療法や注意点を正直に伝えてくれるクリニックを選ぶと良いですよ。
素材による値段の違いとメンテナンスの必要性も理解しておく
ラミネートべニアの素材には種類があり、それぞれ強度や色調、費用が異なります。
▼【素材別】ラミネートべニアの値段・強度・特徴
| 素材 | 値段の目安 | 強度 | 特徴 |
| ハイブリッド セラミック | 5万円〜/本 | 中間 | ・セラミックのプラスチックを混ぜたもの ・安価だが、経年劣化で変色することがある |
| e-max | 10万円〜/本 | やや強 | ・ニケイ酸リチウムが主成分のセラミック ・強度と透明感があり、よく用いられる |
| ジルコニア | 9万円〜/本 | 強 | ・変色しにくく強度が高い ・透明感はe-maxより劣る |
ラミネートべニアを長持ちさせるには、治療後の定期的なメンテナンスが必要です。
調整やメンテナンス費用は1回あたり3千円〜1万円ほどかかり、3〜5年ごとに受けることが推奨されています。
将来的なメンテナンス費用も含めたトータルコストを把握しておくと、想定外の負担に焦らず対応できますよ。
ラミネートべニアが向いている人・向いていない人
ラミネートべニアは、全ての人に向いている施術ではありません。
歯の状態や生活習慣によって、治療の効果やリスクが変わるため、ご自身の状況と照らし合わせて検討すると良いでしょう。
▼ラミネートべニアが向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
| ・歯の形が少し気になる ・軽度のすきっ歯 ・歯の色を変えたい ・削る量を減らしたい ・定期的な通院やケアが可能 ・形・色・長さを整えたい | ・歯並びのガタつきが大きい ・重度の歯周病 ・大きな虫歯がある ・歯ぎしりや食いしばりの癖が強い ・メンテナンスの時間が取りにくい ・噛み合わせや歯並びの根本改善をしたい |
ラミネートべニアは、基本的に前歯~犬歯に行う治療です。
奥歯の嚙み合わせや歯並びを整えたい場合は、歯列矯正やセラミック矯正が向いている場合があります。
どちらに当てはまるか分からない場合は、自己判断せずに一度カウンセリングで相談してみるのがおすすめです。
Xクリニックのラミネートべニアはここが違う

Xクリニックでは患者さまに後悔のない治療を受けていただくため、確かな技術と丁寧なサポートでラミネートべニアを提供します。
歯への負担をできるだけ減らして、美しさが長く続く仕上がりが特徴です。
歯を削らなくてもOK!痛みが少ないラミネートべニア
当院では、歯を削らない次世代のラミネートべニア治療を提供しています。
健康な歯を傷つけることなく薄いチップを貼り付けるため、治療中の痛みや知覚過敏のリスクも抑えることが可能です。
全ての症例に適用できるわけではありませんが、患者さまの歯の状態を考慮した治療法を提案します。
症例実績が豊富で専門資格を持つ医師が担当
Xクリニックには、ラミネートべニア治療の豊富な症例実績を持ち、専門資格を持つ医師が在籍しています。
経験豊富な医師が、患者さまの歯の状態や理想の仕上がりに合わせた、きめ細やかなデザインを追及。
高度な技術と知識に基づき、技術力と実績のある医師が最初から最後まで責任を持って対応します。
手厚い1年保証つきで万が一のトラブルにも対応
当院でラミネートべニア治療を受けた患者さまには、治療後も不安を少なく過ごしていただけるように、1年保証を設けています。
万が一、ラミネートべニアが外れるトラブルがあった場合でも、保証期間内であれば追加費用なしで対応が可能です。
詳しい条件や対象範囲については、事前にご説明させていただきます。
【症例写真】ラミネートべニアのビフォーアフターをチェック

| 料金 | 560,000円 |

| 料金 | ラミネートべニア:480,000円 歯肉整形術:45,000円 |

| 料金 | 390,000円 |
ラミネートべニアで後悔しないためのQ&A!ブログ・知恵袋から抜粋

ラミネートべニアは八重歯・奥歯・差し歯にもできる?できない歯は?
ラミネートべニアは、基本的に噛み合わせの負担が少ない前歯を整える治療法です。
ただし、最終的にできるかどうかの判断は、歯の厚みや噛み合わせ、歯並び、削る量の余裕で決まります。
▼ラミネートべニアの対応可否
| 対応可能 | 場合により対応可能 | 対応不可 |
| ・上の前歯(真ん中4本) ・上の犬歯(八重歯) | ・下の前歯(真ん中4本) ・下の犬歯(八重歯) | ・奥歯・差し歯 |
下の前歯はラミネートベニアが薄くなりすぎたり、噛む力で破損したりする人が多いため、医師の判断により対応が分かれます。
奥歯は噛む力が強くかかり、薄いラミネートべニアは割れるリスクが高いため向いていません。
歯の位置以外に、大きな虫歯や歯周病がある歯、神経のない差し歯にも、接着が難しくなります。
削らないラミネートべニアのメリット・デメリットは?
削らないラミネートべニアのメリットは、健康な歯を削らずに治療でき、痛みや知覚過敏のリスクを抑えられる点です。
▼削らないラミネートべニアのメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
| ・削る痛みや知覚過敏がない ・元の歯に戻せる ・麻酔が不要で負担が少ない | ・歯の表面に厚みが出やすい ・対応できる症例が限られる ・色や段差が不自然に見えることがある |
ラミネートべニアはすべての方に適応になるわけではなく、歯並びや色、形、噛み合わせによって対応できる症例が限られます。
ラミネートべニアで使う接着剤ってどんなもの?
ラミネートべニアを歯に装着するために使われる接着剤は、歯科用セメントという強固で耐久性の高い特殊な材料です。
単にチップを貼り付けるだけでなく、歯とセラミックの境目からの虫歯を防ぐ役割も。
色味がある接着剤もあり、ラミネートべニアの色を微調整し、より自然な仕上がりに近づけられるものもあります。
歯並びが悪い人にラミネートべニアはおすすめ?
歯の重なりやねじれが大きい場合は、ラミネートべニアだけでは対応が難しく、おすすめできません。
軽度な歯並びの乱れや、前歯のすきっ歯であれば、ラミネートべニアで改善が期待できます。
ラミネートべニアでの治療が難しい場合は、歯列矯正やセラミック矯正など、別の治療を検討するとよいでしょう。
前歯1本だけのラミネートべニアはできる?
前歯1本だけのラミネートべニアは、施術可能ではありますが、あまりおすすめしません。
周囲の天然の歯と色や形を完全に合わせることが難しく、治療した歯だけが不自然に目立ってしまう可能性があります。
美しい仕上がりを目指すには、左右対称になるように前歯2本、4本といった複数の歯を同時に治療すると色の差が出にくいですよ。
ラミネートべニアを受けると口臭が強くなる?
ラミネートべニアと歯の境目に汚れが溜まると、虫歯や歯肉炎の原因となり、口臭が強まることがあります。
治療後の丁寧な歯磨きと、定期的なクリーニングを欠かさず行えば、口臭のリスクは低く抑えられますよ。
