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2024.3.29
スポーツで起こる膝の痛みの種類や原因は?なりやすい外傷3選を紹介
スポーツをされている方はかなり多いと思いますが、膝の痛みを感じる方や感じたことのある方は多いのではないでしょうか。
一体どんなスポーツで、どんな種類の膝痛の元となる外傷が起こるのか知りたいですよね。
今回はスポーツで起こりやすい膝の痛みの種類や原因について、外傷3選を紹介していきます。
以下、X CLINIC名古屋院の井上医師がTikTokで回答している内容になります。
【目次】
●スポーツで起こる膝の痛みの種類や原因
・①前十字靭帯損傷
・②後十字靭帯損傷
・③半月板損傷
●まとめ
スポーツで起こる膝の痛みの種類や原因
まず結論からお話します。
スポーツで起こりやすい膝の痛みの種類として、以下の3つの外傷が挙げられます。
・①前十字靭帯損傷
・②後十字靭帯損傷
・③半月板損傷
よく聞く病名なのではないでしょうか。
ではそれぞれ詳しく紹介します。
①前十字靭帯損傷
スポーツで起こりやすい膝の痛みの種類の1つ目が、前十字靭帯損傷です。
前十字靭帯損傷が起きやすい動きや原因としては、ジャンプしたり急停止や急な方向転換をするような動作になります。
どんなスポーツで前十字靭帯損傷が起きやすいのかというと、
・サッカー
・バスケットボール
・スキー
などで起こりやすいと言われています。
怪我をした際には、激しい痛みやポップ音が感じられることがあります。
関節内に血液がたまり、腫れが起こることもあります。
徐々に症状は改善し、数週間後には歩けるようになりますが、不安定感や膝の抜ける感覚も残ることがあります。
前十字靭帯は関節内に位置しており、血流が少ないため、一度断裂すると自然治癒はまず期待できません。
中高年の場合、保存的な治療が選択されることもありますが、その場合でも前十字靭帯の機能回復は見込めません。
特にスポーツに復帰を望む方には手術が勧められます。
②後十字靭帯損傷
スポーツで起こりやすい膝の痛みの種類の2つ目が、後十字靭帯損傷です。
スポーツによる動きで後十字靭帯損傷が起こるというよりかは、激しい接触による外傷が原因となることがほとんどです。
どんなスポーツで後十字靭帯損傷が起きやすいのかというと、
・ラグビー
・アメフト
・サッカー
など、コンタクトスポーツで起こりやすいと言われています。
怪我をした際には、受傷直後から強い痛みを感じ、膝関節が次第に腫れてきます。
レントゲン検査では骨折が見られないため、膝の打撲と診断され、痛み止めや湿布の処方にとどまることがあります。
その後、疼痛が徐々に改善し、腫れも引いてきますので、日常生活に支障はなくなります。スポーツに関しても、違和感を感じながらも復帰できることが一般的です。
最初は保存療法が行われ、大腿四頭筋などの筋力を強化し、膝の安定性を向上させます。
膝の後方動揺性が大きくない場合、通常は3か月間の保存療法で日常生活に支障がなく、スポーツ活動も可能となります。
そのため、手術を必要としない患者さんも多くいます。
もし膝の前後動揺性が10㎜を超える不安定性がある場合、保存療法だけでは不十分です。
この場合、スポーツ活動で支障が生じる可能性や、日常生活でも疼痛が残ることがあります。
そういった場合には、関節鏡下での靱帯再建術が適切な治療法となります。
③半月板損傷
スポーツで起こりやすい膝の痛みの種類の3つ目が、半月板損傷です。
半月板損傷が起きやすい動きとしては、膝を捻る動作になります。
急な方向転換や急停止など、膝に急激な負荷のかかる動作が何度も加わることで、半月板損傷が起きやすくなります。
どんなスポーツで半月板損傷が起きやすいのかというと、
・バレー
・バスケットボール
・サッカー
などで起こりやすいと言われています。
また、ラグビーやアメリカンフットボールなど、他の選手と激しくぶつかるスポーツでも、半月板の損傷が起こる可能性があります
怪我をした際には、膝に炎症が生じて痛みを感じることがあります。
また、運動時や膝を曲げ伸ばした際に引っかかり感を覚えることも、半月板損傷の特徴です。
重度な損傷の場合は膝に水や血が溜まり、急に膝が動かなくなるロッキング状態に陥ることもあります。
安静にしたり、抗炎症薬の服用などの薬物療法やリハビリテーションを行います。
保存療法を行ったとしても痛みや引っかかり感、ロッキングなどの症状が続く場合は、手術を検討することになります。
まとめ
今回はスポーツで起こりやすい膝の痛みの種類や原因について、外傷3選を紹介していきましたがいかがだったでしょうか。
スポーツで起こりやすい膝の痛みの種類として
・①前十字靭帯損傷
・②後十字靭帯損傷
・③半月板損傷
上記3つが挙げられました。
X CLINIC名古屋院では膝へのエクソソーム注射を行っていますので、ご興味のある方はご連絡いただければと思います。
お電話(052−684−9790)、WEB予約、公式LINEのいずれかにてご相談ください。
お待ちしております。